#糖ってひとつじゃない
糖にもいろんな種類があります。
単糖類、二糖類、多糖類・・・
単糖類(ブドウ糖、果糖)はそれ以上分解できないので、そのまま吸収されます。
二糖類(砂糖、麦芽糖、乳糖)は単糖になって吸収されます。
飲み物にはブドウ糖や果糖、砂糖が使われていますが、いったいどれくらい糖が入っているのでしょう?
スティックシュガー1本3gとして、
コーラ500mlには56−60g(スティックシュガー20本分)、野菜ジュース200mlには10-20g(スティックシュガー3〜7本)程度入っています。
思ったより多いですよね・・・?
実は、冷たい飲み物の甘味は鈍く感じるのです。そのために多くの糖が入っている傾向にあります。
小さい糖は吸収がすばやいので、エネルギーとしては素晴らしいです。
とっても吸収が早いからこそ、一気に飲んだりすると急激に血糖値が上がってしまいます。
飲みすぎ注意ですね⚠️
#高血圧ってどんな病気?
140/90mmHg以上の血圧が続くことで、自覚症状がないことが多い病気です。
血管の中の圧が高いというのは、ホースをギューっと握って水を出している状態です。
高血圧は本態性高血圧症(90%)と二次性高血圧(10%)に分けられます。
本態性高血圧:過剰な塩分、肥満、過度な飲酒、ストレス、運動不足、喫煙など
二次性高血圧:ホルモン異常、腎動脈狭窄など
自覚症状がなく知らぬ間に進行していることも・・・
高血圧はさまざまな病気を引き起こす原因になります。
⚠️動脈硬化、脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、心不全、大動脈瘤、腎硬化症、眼底出血などなど
症状が出てからでは遅いです!
当院では動脈硬化の検査や心臓超音波検査も行っております。
健康診断や人間ドックで指摘があった方はぜひご相談ください。
※受診する前にご自宅で血圧を測っていただいて、その記録をご持参いただけると参考になります。
#糖尿病ってどんな病気?
血糖値が高くなる病気、尿糖が出る病気と考える方が多いのではないでしょうか?
もちろんその通りなのですが、大事なのは「どうして血糖値が高くなるのか」「どうして尿糖が出るのか」ということです💡
食べ物や飲み物に含まれるブドウ糖は体内に取り込まれると、エネルギーとして利用されます。
膵臓という臓器からインスリンというホルモンが出ているのですが、
インスリンが働くことで体内に取り込まれたブドウ糖がエネルギーとして利用できるようになるのです。
⚠️このインスリンというホルモンは、からだの中で血糖値を下げられる唯一のホルモンなのです。
つまりとっても大事なホルモンです。
このインスリンの作用が弱くなったり、数が出せなくなると、ブドウ糖(血糖)をうまく利用できずに血糖値が高くなり、尿糖が出るようになります。
血糖値が高くなることも、尿糖が出ることもあくまで結果であって、重要なのはインスリンということです。
#ペットボトル症候群
スポーツドリンクやジュースなど糖質の多い清涼飲料水を飲み過ぎることで、
急激に血糖値が上がり、さまざまな症状を引き起こすことを指します。
正式には「清涼飲料水ケトーシス」です。
注意が必要なケース
・血糖値が高いと指摘されたことがある方
・健康診断を受けたことがない方
・糖尿病と診断されているが治療を中断してしまった方
主な症状
・やたら喉が渇く(口渇・多飲)
・尿が多い(多尿)
・倦怠感、だるい
熱中症予防のために、と思って飲んでいても、飲み過ぎるとかえって体調を崩してしまいます。
基礎疾患や治療歴にもよりますが、適切な量であれば問題ありません。
既に糖尿病と診断されている方は、熱中症対策について必ず主治医と相談をしてから実践してください。
#イボ治療
イボにはいくつか種類があります。
(ウイルス性のイボ、水イボ、首イボ、老人性イボなど)
イボは液体窒素で治療していくのですが、病変組織を凍結させて細胞を破壊することで、病変組織を自然に脱落させる治療になります。
当院ではクライオプローブという従来の液体窒素療法よりも温度がマイルドで、かつピンポイントで治療できる機器を導入しています。
痛みが少なく色素沈着を起こしにくいもので、治療は保険適応となります。
保険適応:尋常性疣贅(イボ)、鶏眼(タコ)、繊維種(首イボ)、脂漏性角化症、老人性血管腫、色素性母斑
#銅中毒
銅中毒は、過剰に銅が蓄積された状態のことで、頭痛や眩暈、吐き気などの症状があります。
あまり聞いたことがない言葉ですが、実は身近なもので起きる可能性があります。
それは「ステンレス」!!
保冷保温効果が高いのでステンレス製の水筒を使っている方も多いですよね。
ステンレスは合金ですが、金属製のものに酸性の飲み物を長時間入れておくと、銅が溶け出してくることがあります。
特に水筒内部に傷がついていたり亀裂は入っていたりすると溶け出しやすくなるので、ステンレス製のものには酸性の飲み物を入れない方が良いです。
スポーツドリンクやオレンジジュースなど、酸性の飲み物は入れる容器や水筒にも注意をしましょう。
#帯状疱疹ワクチン
水ぼうそうのウイルス原因となる帯状疱疹の予防に用いられるワクチンです。
生ワクチン(1回接種)と不活化ワクチン(2回接種)の2種類があります。
当院では両方ともお取り扱いしております。
生ワクチンは接種回数が少なく、副作用の発現頻度も不活化ワクチンより低いですが、
不活化ワクチンの方が発症予防効果が高く(50歳以上:約97%、70歳以上:約90%)、効果持続期間も約10年と長いです。
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