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#看護師コラム

第1回 おうちでの鼻水ケア困っていませんか? 

はじめに、鼻水の知識について!

 鼻水は気道を保護するために加温・加湿の役割やホコリ・花粉・細菌・ウイルスなどをムチン(粘液)で絡めて、異物を排出させる役割があります。健康な人でも約0.5〜1ℓ程度生成されてると言われています。 


なぜ鼻詰まりが起こるのか? 

ウイルスやアレルゲンが鼻に侵入すると体が「異物」と認識することで鼻粘膜が刺激され、分泌の増加や浮腫を起こします。子どもは鼻腔が狭いため鼻詰まりを起こしやすいと言われています。

特に6歳以下は副鼻腔*の未発達、鼻腔が狭い、リンパ組織が大きくなることで副鼻腔や耳管の道がふさがれる、免疫力が未熟等の理由で副鼻腔炎を起こしやすいと言われています。

*副鼻腔とは?

鼻のまわりにある空気の入った小さいお部屋のような場所で、風邪やアレルギーがあるとこの場所に鼻水が溜まります。



鼻腔吸引が必要な年齢は? 

0〜1歳は主に鼻呼吸で呼吸をしています。痰や鼻水が喉の奥に落ちてしまい、呼吸がしにくくなることもあるため吸引をして呼吸を楽にしてあげましょう。鼻をかむ動作ができるようになるのは一般的に3歳以降と言われています。 鼻水を自分で出せるようになるまでは吸引や拭き取りをしてあげましょう。